たそがれ
いくつになっても、「男」と「女」−−。
たそがれ
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 『たそがれ』 (成人館公開題: いくつになってもやりたい男と女)
 2007|日本|35mm|ビスタ|カラー|モノラル|64分
 2008.2.16〜3.14 ポレポレ東中野にてモーニング&レイトショー

 ■STAFF
  監督: いまおかしんじ
  脚本: 谷口晃
  企画: 朝倉大介
  プロデューサー: 衣川仲人、森田一人、臼井一郎
  製作: 国映、新東宝映画、Vパラダイス
  配給: SPOTTED PRODUCTIONS
  配給協力:インターフィルム
  宣伝協力:バイオタイド
  撮影: 佐久間栄一
  音楽: ビト
  編集: 酒井正次
  録音: シネキャビン
  助監督: 大西一平
  フライヤーデザイン: 濱崎浩司


たそがれたそがれたそがれ

  ■CAST
   多賀勝一、並木橋靖子、速水今日子、吉岡研治、小谷可南子 ほか

  ■STORY
   「わたし、今晩のことで残りの一生生きていける。」
   抱きたい。抱かれたい。50年ぶりによみがえる、初恋のときめき−−−。

   一生懸命働いて、家族を養って、時には仲間たちとわいわい騒いで−−ふと気がつけば、いつしか人生の
  黄昏<たそがれ>。大阪近郊に暮らす左官職人の鮒吉(多賀勝一)は65歳。スーパーの女性客のスカート
  めくり、尻軽なスナックのママとの火遊びと、やんちゃな毎日を過ごす反面、仕事は減少、長年連れ添った妻
  は癌で余命いくばくもない。そんなある日、中学の同窓会で初恋の相手、和子(並木橋靖子)と再会。還暦を
  過ぎても楚々として美しい彼女に鮒吉の恋心は再燃する。夫を喪い、母の介護を終えたばかりの和子もまた、
  彼の思いに応えるのだが……

  ■解説
   『たそがれ』は、ともすれば重くなりがちな"高齢者の性"という主題を、笑いあり涙ありの人情喜劇に昇華し
  た小さな傑作である。恋のときめきは十代のころと何ら変わらない。だから、抱きたい。抱かれたい。誰に遠
  慮がいるだろう? 甘え、恥じらい、愛撫の手にからだを震わせるふたりを静かに捉えた後半は名場面の連
  続だ。秀逸な脚本を手がけたのは、元高校教師で66歳の新人脚本家・谷口晃。折々に吐露される高齢者の
  本音はまさに等身大。監督は国内外で高い評価を得るいまおかしんじ。抱腹絶倒のユーモアを交えつつ、老
  いらくの恋に漂う一抹の哀感を丁寧に掬いとっている。「わたし、今晩のことで残りの一生、生きていける」−−
  劇中、和子が口にするひと言は、夕空にまたたく宵の明星のような輝きを放ち、見る者の心に深い余韻を残
  すだろう。

たそがれたそがれたそがれ

ゲスト: いまおかしんじ、ビト、向井康介(脚本家)、森下くるみ(女優)、岩井志麻子(小説家)
特別上映: 『金鮎の女』(監督: いまおかしんじ|23分)
 いまおかしんじが自身の映画の常連キャスト・佐藤宏のピンサロ嬢への片想いを成就させようとするいまおか版
 『童貞。をプロデュース』ともいえる仕掛けドキュメント。(提供: イメージリングス)
特別上映: 『おばあちゃんキス』(監督: 井口昇|24分)
 奇才・井口昇がオムニバス映画『そんな無茶な!』の中で発表して話題を呼んだ、永遠の少女=おばあちゃん
 によるおばあちゃんのための純愛ドラマの傑作!(提供: SSM)