WORKS
 
 
 『シャーリー・テンプル・ジャポン part2』
 Shirley Temple Japon partU
 2005|日本|カラー|DV|66分

 ■STAFF

  監督・脚本・編集: 冨永昌敬
  製作: バイオタイド、ロサ映画社
  制作: SPOTTED PRODUCTIONS
      /OPALUC PRODUCTION
  制作協力: シネマパンチ、荒木孝眞
  プロデューサー: 直井卓俊、勝村俊之、伊藤和宏
  撮影・照明: 月永雄太
  録音・MA: 山本タカアキ
  配給: ロサ映画社
  宣伝: バイオタイド
  フライヤーデザイン: 北川 正

 ■CAST

  エシュロン… 浅野麻衣子
  MKウルトラ… 嘉悦基悦
  メーソンリー… 木村 文
  グラスノチ… 尾本貴史
  OC平和基金… 杉山彦々
  シャーリー… 福津屋兼蔵
  パンナム103便… 小高和剛
  ナレーション… 梅本洋一

 ■公開: 2005.6.27〜
       池袋シネマ・ロサにてレイトショー
       2005.11.5〜
       渋谷アップリンクXにてロードショー
 ■DVD: 好評発売中 →|詳細はこちら
■STORY

静岡県ワシントンDC郡ウォーターゲート町の山寺に潜伏する3人の青年たちは、同町の町長選挙における"貴重な一票"として現職候補陣営に雇われた"身代わり有権者"であり、同町の失踪者リストから選び抜かれた町民に成りすますべく訓練の日々を送っていた。 そこに4人目の"有権者ネーム"を名乗るひとりの女子大生があらわれる。 そしてまた同日、村長選挙に沸く長野県ローマ郡ヴァチカン村の山荘にも"身代わり有権者"とおぼしき青年たちの姿があり、そこにもやはり、謎の女子大生があらわれるのだった…。
■コメント

2002年水戸短編映像祭に出品した『VICUNAS/ビクーニャ』が、映画監督の青山真治や小説家・阿部和重らの絶賛を受け、グランプリを受賞。 更には2003年に池袋シネマ・ロサで公開された5話からなる連作『亀虫』シリーズで一気に注目を集めた若手監督・冨永昌敬。 2004年、冨永が水戸短編映像祭における曽我部恵一によるライブ演奏の背景映像として制作された「歌伴サイレント映画」を手直しした『シャーリー・テンプル・ジャポンpart1』と同作品を更にリメイクした『part2』の2部構成で成り立っている。 タイトルの命名から何からそのほとんどにおいてデタラメながら、何やらただならぬ不穏な空気とそこはかとない可笑しさを孕んだ逸品となっている。 殊更『part2』においては、2006年秋公開予定の、初の劇場用長編『バピリオン山椒魚』を見据えた本格的な”演出”に挑戦しているのにも注目。 尚、監督本人曰く今後は「全19ヴァージョン作ろうと思ってる(満面の笑み)」…とのこと。 そんなわけで期待や諦観を煙に巻く「亀虫」を越える奇妙な連作シリーズになるか否か今後もご注目ください。(直井)